富山県南砺市で撮影が行われたサスペンスドラマ「旅人検視官 道場修作」シリーズが3月22日、BS日テレで放送される。主演は俳優の内藤剛志さんで、シリーズ第4弾の今作は大牧温泉や棟方志功記念館愛染苑(あいぜんえん)、五箇山合掌造り集落など同市の観光地を巡るツアーの中で物語が展開していく。
ドラマは、内藤さんが演じる元警視庁検視官、道場修作が亡き妻の雑記帳を頼りに旅に出て、行く先々で事件に巻き込まれる。これまで山形県や愛知県、鹿児島県が舞台に選ばれた。
今作のロケは1月下旬に行われた。大牧温泉では、ホタルイカの沖漬けやシロエビのかき揚げなど富山の幸をふんだんに使った旅館の食事を味わう場面や、事件の核心に迫る終盤のシーンなどを撮影した。
内藤さんは富山県や南砺市の印象を「水や空気、風景など全体が澄んだイメージがある」と語る。ドラマについて「毎回、その土地の風景や食べ物、人情が反映されている」と言い「たっぷりと謎解きを楽しみながら、自分のまちの魅力を再発見してもらえるとうれしい」とPRした。