大雪などの影響で7日の県内の公共交通機関には大きな乱れが出ている。

 あいの風とやま鉄道の公式ホームページによると、午後3時45分現在、運転を見合わせていた富山-泊間で上下線の運転を再開した。金沢-富山間は通常通り運行している。早朝に停電が発生したこともあり、上下線合わせて71本が運休または区間運休した。8日以降も雪の状況次第で遅れや運休の可能性があるとしている。

 JR西日本金沢支社の発表によると、朝から運行を見合わせていた城端線の高岡-砺波間は、高岡駅午後3時42分発の列車から運転を再開した。砺波-城端間は終日運休。高山線は特急に運休や区間運休が出ているほか、普通9本の運行を取りやめた。北陸新幹線は車両と線路の確認のため、金沢・敦賀方面行きに一時遅れが出た。氷見線は平常運行している。

 富山地鉄の市電は約10~15分程度の遅れが出ている。鉄道線は7日夜、計画運休を行う。午後4時現在、本線は最大30分遅れで運行。立山線は電鉄富山-岩峅寺間を最大20分遅れで運行し、岩峅寺-立山間は除雪作業のため運行を見合わせている。不二越・上滝線はおおむね通常通り運行している。

 万葉線は一部電車を間引きし、15分~30分間隔で運行する。

 空の便は富山発東京行きの第1、2便と東京発富山行きの第1便と最終便、札幌便は往復ともすでに欠航が決まっている。