富山市朝日小学校(同市婦中町下条)の1~6年生の児童約70人が5日、同校で地域住民と一緒にポン菓子を作った。
朝日地区の老人会「同朋(どうほう)会」が世代間交流を目的に毎年実施している。同地区で取れたうるち米18キロとポン菓子機を用意した。ポン菓子は、米を入れた機械を加熱して気圧を上げ、ハンマーで勢いよくふたを開けると、コメの中の水分が一気に膨張して出来上がる。
この日は児童がハンマーでふたを開ける作業に挑戦した。「ドン」と大きな音とともに白い煙が上がり、見守っていた子どもたちは耳をふさいだ。その後、出来たてを食べ、「甘くておいしい」と顔をほころばせた。
4年の末上陽樹(はるき)さんと渡リ篤人(わたりあつひと)さんは「楽しかった。また食べたい」と話した。5年の舟場優珠(ゆず)さんは「ハンマーで叩いた瞬間、煙が出てきてびっくりしたけど、いい経験になった」と笑顔を見せた。