本戦出場の県内6チーム出そろう

 第20回春の全国中学生ハンドボール選手権(春中ハンド)の代表決定戦最終日が2日、富山県射水市アルビス小杉総合体育センターで行われ、県代表の男子は西條(氷見市)、開催地代表の男子は氷見北部(同)、振興枠代表の男子と女子はともにターミガンズ富山(富山市)に決まった。ターミガンズ富山は初出場となる。これで、本戦に出場する県内6チームが出そろった。

 県代表決定戦はこの日、それまで2勝していた西條が高陵(高岡市)に50-21で快勝し、優勝した。西條は開催地代表決定戦でも優勝していたことから、開催地代表は2位だった氷見北部が繰り上がった。

 振興枠代表決定戦は、富山、高岡、射水の各市の予選2位同士で行ったトーナメント戦の勝者と、リーグ戦2位が争った。ターミガンズ富山の男子は堀川(富山市)に22-15、女子は堀川に15-9で勝った。

 これまでに、県代表の女子は西條、開催地代表の女子は十三・氷見南部(氷見市)が出場を決めていた。

 春中ハンドは昨年度、能登半島地震の影響で福島県で行われ、2024年度は2年ぶりに氷見市で開かれる。組み合わせ抽選会は9日に行い、大会は3月25日から始まる。北日本新聞社後援。

 ◇男子▽リーグ ターミガンズ富山32-19大門▽2位トーナメント 堀川37-18志貴野

 ◇リーグ順位▽男子(1)西條(2)ターミガンズ富山(3)高陵(4)大門▽女子(1)西條(2)堀川(3)大門