富山県内の小学校のスキー学習がピークを迎え、２３日も各地のスキー場に子どもたちの歓声が響いた。

　立山山麓スキー場（富山市本宮・大山）には富山市内や入善町から児童２００人余りが訪れた。子どもたちはインストラクターから「足をハの字にして」などと声を掛けられ、ゆっくりとしたスピードで滑りを楽しんでいた。

　２３日の県内は高気圧に覆われて気温が上がり、富山地方気象台によると、日中の最高気温は富山市秋ケ島（富山空港）で１３度、富山で１１・６度、高岡（伏木）で１０・２度となるなど各地で３月上旬から下旬並みの暖かさとなった。

　２４日は気圧の谷や寒気の影響で曇りとなる見込み。最高気温は富山、高岡ともに９度と予想している。

１月末は気温高め　北陸１ヵ月予報

　新潟地方気象台は２３日、北陸地方の１カ月予報（１月２５日～２月２４日）を発表し、１週目（２５～３１日）は７０％の確率で平年より気温が高くなるとした。期間全体では、平年より気温が高くなる確率と、降雪量が少なくなる確率がともに５０％としている。