富山情報ビジネス専門学校(射水市三ケ・小杉)は、2025年4月に歯科衛生士学科を新設する。3年制で入学定員は30人。歯科医療現場の即戦力となる人材育成を目指す。
口腔(こうくう)ケアニーズが高まる中、県内では歯科衛生士の不足や養成する学校が少ない現状があるという。
校舎を改修し、実際のクリニックを想定した約140平方メートルの実習室を整えた。最新機器を取り入れ、診察台やレントゲン室などを備える。3年間で約900時間の現場や幼稚園、介護施設での臨地実習も行う。
島田勝彰校長は「資格取得だけでなく、患者の気持ちを理解できる人材を育みたい」と話した。