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オランダの造形作家、テオ・ヤンセン(1948~)は、オランダの海面上昇問題を解決できないかという発想をもとに、風を動力源として砂浜を歩く「ストランドビースト」を生み出しました。
プラスチックのチューブを骨格とするストランドビーストは、生き物のように進化を遂げ、歩行するだけでなく方向転換などの機能を備えるなど、様々な環境に適応するべく進化を続けています。大学で物理工学を学んだヤンセンが生み出したビーストの動きは滑らかで、まるで生きもののようです。
本展では、芸術と科学を融合させ、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称されるテオ・ヤンセンが生み出した様々な形態のビーストと、その発想の過程やビーストの進化を映像、スケッチ、パーツなどの資料とともに紹介するとともに、会期中にはストランドビーストが実際に動く様子をご覧いただける「リ・アニメーション」を行います。ヤンセンが創造した、ビーストたちが躍動する多様な世界をお楽しみください。

【会期】2026年7月4日(土)~9月23日(水・祝)
【会場】富山県美術館(富山市木場町3-20、電話076-431-2711)
【休館日】水曜日
【開館時間】午前9時30分から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
【観覧料】未定
【主催】富山県、テオ・ヤンセン展実行委員会(富山県美術館、北日本新聞社、北日本放送)※予定
【協力】Media Force、Gakken ※予定

ストランドビースト(Strandbeest)=オランダ語の strand(砂浜)と beest(生き物)を合わせたヤンセンによる造語。

【作家略歴】
テオ・ヤンセン
1948年 オランダ・スフェベニンゲン出身
1968年 デルフト工科大学で物理学を専攻
1975年 画家に転向
1990年 ストランドビーストの制作開始
2009年 東京・日比谷パティオにてアジア発の展示会開催。以降、日本をはじめ世界各地で展覧会を開催。