テレビアニメ『ワールド イズ ダンシング』(7月放送)のティザーPV、追加キャスト・スタッフ情報が発表された。土屋神葉、内田真礼、朴ロ美、小西克幸石谷春貴が出演し、猿楽や田楽、能楽の型付監修として能楽師の津村禮次郎、振付はTOKYO2020パラリンピック開会式演出や舞台『千と千尋の神隠し』のカオナシ役で話題になった森山開次らが務める。
【動画】本格的な舞の振り付け!公開された『ワールド イズ ダンシング』PV
同作は、争いが絶えない動乱の時代を舞台に、好奇心の強い美しき少年・鬼夜叉が人と出会い、後に『能』を生み出す世阿弥が鬼夜叉と呼ばれていたころにあったかもしれない、600年の時を経て続いていくダンシングストーリー。制作は『ウマ娘 シンデレラグレイ』『光が死んだ夏』のCygamesPictures、監督は『舟を編む』『バクテン!!』『思い、思われ、ふり、ふられ』などの監督を手掛けてきた黒柳トシマサが担当する。
公開されたティザーPVでは、「舞っても舞わなくても人は死ぬのだ」花守ゆみり演じる鬼夜叉(後の世阿弥)の衝撃的なセリフから始まり、新たなキャラクター・キャストが続々と解禁。世阿弥の父であり世阿弥と同じく能を大成させた人物として知られている観阿弥役を小西克幸が演じる。
「舞など嫌いなのだ、父上など嫌いなのだ」父・観阿弥との関係とともに鬼夜叉を取り巻く人々の舞に対する思いが鬼夜叉自身の成長とともに描かれ、放送へ期待の高まるPVに仕上がっている。
■原作者:三原和人コメント
原作がアニメというかたちで立ち上がることに、驚きと喜びを感じています。一度語られた物語が、装いを変えてもう一度語られる。その流れに、どこか能の構造にも似た、不思議な縁を感じました。
連載中から、この物語は一つの決まった答えではなく、数ある可能性の中の一つのかたちだという意識がありました。たまたま、ある人物の、ある瞬間を切り取って自分が描いているに過ぎず、描かれなかった人物や別の選択も確かに存在している。アニメでは、原作に登場しなかったキャラクターやシーンが描かれます。
原作を読んだことのある方にも、初めて触れる方にも、それぞれ違った入口から楽しんでもらえる作品になるはずです。映像ならではの空間と時間、新たな表現として、この物語が広がっていくことを期待しています。
■型付監修:津村禮次郎コメント
猿楽の能が能楽として現代まで生きながらえ引き継がれて来たことは、その時代と一座の頭であった観阿弥、世阿弥親子の働きなくしてはありえない。そのドラマがアニメーションとして世に出る制作に関わることは能楽師にとっては新たな伝統の一ページでもある。古典が古典に留まることなく広く親しまれることを望んでいる。
■スタッフ
原作 三原和人『ワールド イズ ダンシング』(講談社モーニングKC刊)
監督 黒柳トシマサ
キャラクターデザイン 佐々木啓悟
シリーズ構成・脚本 川滿佐和子
副監督 淵本宗平
サブキャラクターデザイン 久武伊織
プロップデザイン おだし
美術設定 緒川マミオ
美術監督 小倉宏昌、井上一宏
色彩設計 佐藤直子、成毛久美子
3D監督 中野祥典
撮影監督 菊池優太郎
編集 平木大輔
音響監督 長崎行男
音楽 篠田大介
題字 根本知
型付監修 津村禮次郎
振付 森山開次、川村美紀子
能楽監修 川口晃平
歴史監修 清水克行
アニメーションプロデューサー 溝口侃
アニメーション制作 CygamesPictures