平時も有事も活躍できる“フェーズフリー”な防災車両として全国へ導入中。今年度末導入実績と今後の展望を発表
ハイエースベースキャンピングカー製造台数国内首位の株式会社トイファクトリーは、キャンピングカーで培った架装技術を応用した自治体向け防災車両「MARU MOBI(マルモビ)」の導入が2025年度末時点で累計27台、パートナーシップ協定は16団体と締結したことを発表いたします。
また水を使わないトイレ「clesana(クレサナ)」を載せ能登半島地震支援に派遣した実績から、トイレカーとしての用途でも活用が広がっています。
キャンピングカー技術から生まれたフェーズフリー防災車両「マルモビ」
トイファクトリーは、長年培ってきたキャンピングカーの断熱・電装・架装技術を応用し、「備えない防災」という発想から自治体向け多目的車両『MARU MOBI(マルモビ)』を開発しました。
マルチパーパスモビリティ:MARU MOBI(マルモビ)
日常と非日常の両方で差がなく利用でき、かつ価値を高める「フェーズフリー設計」が特長です。
平時は、地域住民のコミュニテバスとして、通学時の避暑場所として、職員の移動会議室として、
有事には、人員・物資輸送車、救護室、トイレカーへと機能を切り替えるなど、その活用方法は実に多岐にわたります。
マルモビ公式ホームページ
1.能登半島地震での支援活動

個室トイレルームを2部屋備えた「マルモビ」のプロトタイプを設計し被災地へ派遣:石川県珠洲市
2024年の能登半島地震において、トイファクトリーはマルモビ車内にクレサナトイレを搭載した車両「トイレカー」の支援派遣を行いました。被災地では約1万回使用しても、本体内部がほとんど汚れず使用されたことから「安心して使えるトイレ」「臭いがしない」「女性や高齢者が使いやすい」との声が寄せられました。
・トイレ稼働サイクル:約15,000回(3基) ・設置期間:約7か月

トイレカーへのモードチェンジの際トイレ個室を積み込む様子

能登半島地震で災害派遣したトイレカーは石川県珠洲市に寄贈された
災害時に快適なトイレ環境を提供するために、25年度は水を使わないトイレ「クレサナ」を搭載する自治体・企業が増え、トイレカーとしての活用が全国に広がっています。

さらに、岐阜県可児市に導入した「マルモビ」は、給水車と共に能登半島地震の被災地支援活動へ出動。現地で、車内装備全て取り外した「物資輸送モード」に組み換えたマルモビが、"現地の水不足の解消"に向けて、給水タンク車と共にポリタンクに入れた水の分配などに使用されました。

被災地(石川県羽咋市)に向けて、給水車と共に可児市役所を出発し支援を行った(岐阜県:可児市)

被災地で給水タンク車とともに稼働し、水不足解消に向けた分配活動を支える(岐阜県:可児市)
『マルモビ』は、内閣府推進の主要政策の一つ「災害に強い国づくり:国土強靭化(ナショナル・レジリエンス) 」に向けて注目される「平時活用、有事機能発揮」を形にした多目的防災車両です。
2.導入実績 累計27台導入、協定16団体へ
2026年3月時点での実績・累計導入台数:27台
・累計協定締結団体数:16団体

岐阜県 可児市

神奈川県 開成町

徳島県 阿南市

高知県 四万十市
「マルモビ」導入事例詳細はこちら
3.「MARU MOBI(マルモビ)」とは

トヨタ/ハイエースをベースに、取り外し可能な脱着式シートや、トイファクトリーが特許を取得した特殊構造を車内に設置し、レイアウトを用途に応じて組み替えられるモードチェンジが容易で、汎用性が高いのが特長です。けん引免許不要で普通免許で運転できる設計や、エンジン停止時でも稼働可能な電源システムを備えています。

脱着式のシートで用途に合わせてシートの移動・取り外しが可能

脱着式の家具で用途に合わせて家具の移動・取り外しが可能
マルモビ公式ホームページ
4.マルモビパートナーシップ協定締結
今年度は導入が加速すると同時に『マルモビパートナーシップ協定』の締結が広がり、広域連携体制の構築が進みました。
マルモビパートナーシップ協定とは
マルモビ車両を所有・使用し、かつトイファクトリーと『マルモビパートナーシップ協定』を締結している自治体・団体・民間企業等が、災害発生時に人道的立場から可能な範囲内で、マルモビ車両の相互貸与協力を図ることで、避難所の設置・運営等災害対応を迅速かつ円滑に行う協定です。
マルモビパートナーシップ協定とは
TFME事業部が描く次世代モビリティ
TFME事業部は、トイファクトリーが長年にわたり培ってきたキャンピングカーの設計力・技術力を応用し、官公庁・自治体・企業・団体向けのモビリティやインフラを開発・製造するBtoB・BtoG領域に特化した新事業部です。
災害時支援車両や移動型医療設備、モビリティオフィス、地方交通の再構築など、既に多くのプロジェクトを手掛けており、TFMEとして新たに事業ブランド展開することで、社会課題への対応力をさらに強化します。

「マルモビ」担当者よりコメント「2026年度は、再び導入20台を目標に掲げています。将来的には、まず全国100自治体への導入を視野に入れ、平時活用率の向上も定量指標として取り組んでまいります。
防災は“備えるもの”から“日常に溶け込むもの”へ。フェーズフリー設計を軸に、自治体の皆様の課題解決に伴走していきます。」(TFME事業部 事業部長:鈴木)
取材に関するご案内
「マルモビ」シリーズに関するお問い合わせや、本リリースに関する取材・車両見学・自治体導入事例の個別取材など下記までお気軽にお問い合わせください。▼報道関係者様お問い合わせ窓口
株式会社トイファクトリー 広報部
mail to:press@toy-factory.jp
▼一般のお客様・自治体・企業様お問い合わせ窓口
株式会社トイファクトリー TFME事業部
mail to:tfme@toy-factory.jp
3月のプレスリリース配信予定
・3月9日 (月)配信:【最新防災トイレ】能登半島地震での活用実績から進化した“水のいらないトイレ”の新型「クレサナX1」想定超の反響【株式会社トイファクトリー】

会社概要
岐阜県可児市に本社を置くトイファクトリーは、ハイエースベースのキャンピングカー製造台数で国内首位、FIAT DUCATO(フィアット デュカト)ベースのキャンピングカー販売台数でアジアNo.1のキャンピングカーメーカーです。
自動車メーカーが保証する自動車本来の安全性を崩すことなく架装された当社のキャンピングカーは、様々な独自技術が施されています。車中泊の快適性の指標となる寒暖の気温差を押さえる「ボディ高断熱施工」から弊社キャンピングカーの特徴でもある「エアロウィンドウ」、大手電機メーカーと共同開発した高効率ソーラー発電システムや家庭用インバータークーラーが車載された「クールコンプシステム」など、当社のキャンピングカーは、車中泊旅行を快適に過ごす為、数々の装備を業界に先駆けて採用してきました。
またキャンピングカーのみならずドクターカー、自治体・団体向けの多目的車両MARU MOBIなど特殊車両まで、細部にわたりご使用いただくお客様それぞれのニーズに合わせて製作。2021 年春放映の情熱大陸では、トイファクトリーのものづくり姿勢や、キャンピングカーに対する想いなどが特集され多くの反響をいただきました。
2022年9月にはステランティスジャパンとフィアットプロフェッショナル正規ディーラー契約を締結し、2023年にフィアットデュカトをベース車両とした新型キャンピングカーを発表。
2025年には、インド、アジア、オーストラリアを含むアジア太平洋地域において、FIAT DUCATO(フィアット・デュカト)の販売台数が最も多かったディーラーとして表彰を受けました。
商号:株式会社トイファクトリー
代表者:代表取締役 藤井昭文
所在地:〒509-0213岐阜県可児市瀬田800-1(トイファクトリー・インターナショナルは沖縄所在)
設立:1995年8月
【事業内容】
・キャンピング車両製作販売・特殊車両、福祉車両製作販売・自動車内外装製作・ヨーロッパ車両輸入販売・RV用品・パーツ輸入販売・自動車レンタルサービス・自転車販売、レンタルサービス・車検、整備
・フィアットプロフェッショナル正規ディーラー
【URLリンク】
TOY-FACTORY https://toy-factory.jp/
MARU MOBIオフィシャルサイト https://toy-factory.jp/marumobi/
公式Instagram https://www.instagram.com/toy_factory_official/
公式Facebook https://www.facebook.com/toyfactory.jp
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