
株式会社ツクリエ(本社:東京都千代田区 代表取締役:鈴木英樹 以下、ツクリエ)が共同事業体として運営する、神奈川県川崎市・新川崎地区にある技術系スタートアップのオープンイノベーション拠点「かわさき新産業創造センター」(以下、KBIC)に入居しているスタートアップで、化学産業の情報基盤をつくるSotas株式会社(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役社長:吉元裕樹、以下「Sotas」)は、シリーズAラウンドの1stクローズとして第三者割当増資を実施し、10億円の資金調達を実施いたしました。本ラウンドでは、グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社をリード投資家として、化学専門商社の株式会社ツカサペトコおよび弘栄貿易株式会社を新たに引受先に迎え、既存投資家のフォローオン投資もいただいています。
Sotasは現在、「Sotas化学調査」および「Sotasデータベース」の2つのプロダクトを展開しており、本調達を通じて新たなプロダクト開発および事業基盤の強化、さらなる急速な事業成長に向けた採用強化を積極的に進めてまいります。
シリーズA (1stクローズ) 資金調達の概要

資金調達の背景と目的

素材産業の中核を担う化学産業は、長年にわたり高度な技術力と安定供給を通じて社会基盤を支えてきました。一方、現在は地政学的分断の進行や経済安全保障政策の強化、環境規制の高度化、脱炭素社会への移行など、経営環境の不確実性がかつてなく高まっています。サプライチェーンの複雑化や需給構造の変容は、従来の延長線上では対応しきれない意思決定の高度化を求めています。
こうした転換期において競争力を左右するのは、設備規模のみならず、意思決定の質と速度です。
分散する拠点・部門・取引先のデータを統合し、リスクを即時に可視化し、経営判断へと接続する能力が、不確実性を制御する基盤となります。
データは単なる情報資産ではなく、化学産業の持つ技術力と現場力を最大化するための経営インフラです。

※出典:Sotasが加盟する「CMPコンソーシアム」のWEBサイト掲載図面より転載 https://cmp-consortium.com/
こうした課題を受け、製品含有化学物質情報を起点として、サプライチェーン全体で情報を連携・管理するCMP(製品含有化学物質・資源循環情報プラットフォーム)の社会実装に向けた検討や実証が、政策的にも進められています。
Sotasは、CMPにおけるアプリケーションベンダーの一社としてNEDO事業に採択されています。これまで提供してきた「Sotas化学調査」「Sotasデータベース」を通じて蓄積してきた知見と実運用のノウハウを活かし、さらにはこれから立ち上げる新プロダクトも有機的に結合させることで、業界横断で活用される情報基盤の構築を目指しています。
今回のシリーズAラウンド1stは、こうした市場環境および事業の進展を踏まえ、CMP連携を含むプロダクト開発の強化、CMPの活用拡大に向けたマーケティング活動、ならびにこれらを支える体制構築のための人材採用を進めることを目的とした成長投資として実施するものです。
Sotas代表 吉元様のメッセージ

Sotasは前回の資金調達以降、売上成長率2800%、月次平均成長率15%を超える成長を続けてきました。これは私たちが「正しいことを、愚直にやってきた」結果だと思っています。
しかしながら、今回の資金調達は過去の成果を語るためのものではありません。ここから先、何を変えていくのかをはっきり示すための調達です。
日本の化学産業は、世界でもトップクラスの技術と現場力を持っています。一方で、データ(≒情報)の扱い方だけが、まだ追いついていない。私たちはその“最後のピース”を埋めにいきます。そうすることによって、日本の化学産業が、もっと速く、もっと自由に、もっと前に進める状態をつくることを本気で目指しています。

その布石として「Sotas化学調査」「Sotasデータベース」の2プロダクトを同時に導入いただく企業が増えており、データがつながり始めています。これは単なる業務改善ではなく、データの扱い方に対する認識が変わり始めている前兆です。
これらのプロダクトはまだほんの一部であり、これからも化学産業の慣習をリスペクトし、調和しながらエコシステムに自然に溶け込むプロダクトを続々とリリースしていきます。
Sotasは国家プロジェクト(CMP)にも採択される企業として、責任ある挑戦を続けていきます。
私たちは、本気で日本の化学産業を面白くしたいと思っています。Sotasと一緒なら、きっといい未来になる。そう思ってもらえる会社であり続けます。
そのためには、もっと多くの”仲間”の力が必要です。少しでもSotasのビジョンやこのメッセージに共感いただけた方は、お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。
投資家からのコメント
グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社パートナー 湯浅 エムレ 秀和 様
数十兆円もの市場規模を誇る化学産業は、日本の基幹産業でありながら、DXによる変革の余地が非常に大きい領域です。
Sotasは、「Sotas化学調査」をはじめとする既存プロダクトで圧倒的な成長を遂げており、その現場に深く刺さる開発力と、吉元社長を中心とした業界への深い洞察を持つ強力なチームを高く評価し、今回リード投資家として参画させていただきました。
今後は既存事業の更なる急拡大に加え、SaaSに留まらない多様な新規事業の展開により、顧客課題を真正面から捉えて解決していくことを期待しています。Sotasが日本が誇る化学業界のエネーブラーとなり、その競争力を更に高める存在へ飛躍できるよう、GCPを挙げて全力で支援してまいります。
ツカサペトコ株式会社代表取締役 森田 英資 様

今回のSotasのシリーズA調達に際しまして、出資させていただくことが出来まして誠に光栄でございます。又、経済産業省が主導する産業データ連携基盤構築において、Sotasが化学産業領域の1社としてとして採用されたことは特筆すべき Milestone であります。
当社は海外の化学メーカーの化学品、合成樹脂原料を輸入販売しております。今後、ますます化学物質の安全性データが重要となる環境下、Sotasとのパートナーシップをより強固に展開させていただき、クロスボーダーソースのデータ連携基盤構築に微力ながら貢献して参ります。
弘栄貿易株式会社代表取締役 執行役員社長 槌橋 貴彦 様

このたび弘栄貿易は、Sotasへの出資を通じて、同社との事業連携を本格的に推進してまいります。
当社は化学品の取扱・流通を担う立場として、サプライチェーン全体における化学物質情報の正確な管理と円滑な共有が、今後の事業競争力に直結すると考えています。
Sotasが提供する「Sotas化学調査」およびCMP連携の取り組みは、現場課題に即した実用性と業界横断での展開可能性を兼ね備えており、当社の顧客基盤や業界知見との高いシナジーが期待されます。
両社の強みを生かし、新たな価値創出と社会実装を共に進めてまいります。
採用強化について
シリーズAラウンドを通じた事業基盤の強化に伴い、Sotasはさらなる成長をともに創る仲間を広く募集しています。化学産業の情報基盤を構築するという挑戦は、ビジネス、プロダクト、エンジニアリング、それぞれの専門性が交わることで、初めて社会実装は加速します。Visionの実現に向け、ともに社会をより良い方向へ前進させてまいります。プロダクト職
顧客課題に寄り添い、価値ある体験を設計する役割です。SotasのValuesのひとつである「Stickler for Details(こだわり抜く)」を体現し、プロダクトの質と成長を追求する仲間を求めています。
https://herp.careers/v1/sotas/requisition-groups/ac7eb0fc-ddb9-44bb-9e0b-e7a4c2b2ec5e
エンジニア職
法規制データ、サプライチェーンデータ、プロダクト基盤などの複雑な課題に挑みます。Valueのひとつである「Speed!!(まず動く、前に進む)」と、変化を恐れない姿勢が求められるフィールドで、技術と事業創出を同時にけん引していただきます。
https://herp.careers/v1/sotas/requisition-groups/411769a1-4f32-480d-8d3d-1d91c2adf2dd
ビジネス職
化学業界の構造を本質から捉え、顧客や市場とプロダクトをつなぐ重要な役割です。
SotasのMission実現をビジネスの現場でリードし、顧客価値の創出と事業拡大を推進するポジションです。
https://herp.careers/v1/sotas/requisition-groups/c84665a1-b327-4eb3-a0c1-aaaea153687b
キャリアイベント【Sotas株式会社×GLOBIS Capital Partners】「SaaS停滞期を突破する、化学DXに眠る最後の巨大マーケット」

Sotas代表 吉元様より、資金調達の背景や今後の事業戦略、Sotasが目指す社会の姿についてお話しするとともに、本調達のリード投資家であるグロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社 パートナー 湯浅エムレ秀和様にもご登壇いただき、本ラウンドに至った経緯や化学DX市場の可能性についてお話しいただきます。
▼イベントサイト
https://luma.com/og49lkur
Sotas 会社概要
企業名:Sotas株式会社代表者: 吉元 裕樹
設立: 2022年3月8日
本社: 神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 KBIC本館
事業内容:
・サプライチェーンにおける化学調査を簡便化する「Sotas化学調査」の開発・提供
・化学産業データベース「Sotasデータベース」の開発・提供
・化学業界特化型 生産・在庫管理・受発注システム「Sotas工程管理」の開発・提供
HP: https://sotas.co.jp/corporate/
かわさき新産業創造センター(KBIC)とは

かわさき新産業創造センター(KBIC)とは、「新川崎・創造のもり」内に川崎市がベンチャー企業や企業の新分野進出の支援を目的とし整備した首都圏最大級のインキュベーション施設です。現在、施設には50社ほどの企業や大学の研究室が入居しており、入居企業の成長支援やオープンイノベーションの推進を行っています。
https://kbic.jp/
ツクリエとは

スタートアップサイドでいこうツクリエは、起業支援と、価値を創造するクリエイターの皆さまを支援するクリエイティブ創造支援を中心に事業展開するプロフェッショナル集団です。ディープテック、クリエイティブ、グローバル、起業家教育の4分野を重点に、イベント企画・相談事業・プログラム運営を通じて、起業家・スタートアップ・クリエイター・研究者の方々を多角的に支援しています。
https://tsucrea.com/
問い合わせ先
かわさき新産業創造センター共同事業体(株式会社ツクリエ)Email: event@kawasaki-net.ne.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ