持続可能な医療提供体制の構築に向け、富山県高岡市は市内公的病院の機能分化や連携の調整役となる専任の参事ポストを新設する。4月1日付で、福祉保健部に置く。出町譲市長が2日の市議会本会議での提案理由説明で方針を明らかにした。

 市内の公的病院を巡っては、単年度で10億円を超える赤字が続く市民病院の経営改善が急務となっている。他の病院も厳しい経営環境にさらされている。

 市長はこれまで「高岡全体を一つの大きな病院に」とのイメージを示し、厚生連高岡、済生会高岡、高岡ふしきの各病院を含む4病院による連携、機能分担の必要性を繰り返し訴えてきた。

 福祉保健部には参事に加え、同じく各種調整を担う担当職員も配置。また、市民病院内には経営改革や他機関との調整を担う担当職員を置く。