日本航空やYKKなど国内の複数の企業や団体による「鮮魚の高鮮度輸送プロジェクト」が27日に始まった。保冷方法を改良し、沖縄県で水揚げされた魚を羽田空港まで運ぶ事業で、YKKが設計した防水ファスナー付き梱包材を使った。

 沖縄県国頭村の国頭漁協が、地元で採れた魚を鮮度を保ったまま遠方に輸送し、消費拡大につなげたいと企画。冷却技術や輸送、鮮魚の流通サイト運営などを手がける七つの企業・団体がプロジェクトを立ち上げた。

 26日に国頭村の漁港で採れ、血抜きをした7種類の鮮魚計18匹を、二つの梱包材(幅35センチ、奥行き60センチ、高さ15センチ)に詰め、水漏れを防ぐ特製のファスナーで閉じた。27日に航空機で約2時間かけて羽田空港に運び、鮮度が保たれていることを確認した。

 今後、沖縄の鮮魚の海外輸送も検討している。