南砺福野高校福祉科の学習発表会が18日、富山県南砺市苗島の同校で開かれ、1~3年生約80人の代表が日頃の学習や介護実習の成果を発表した。

 2年生は、特別養護老人ホームなどでの実習を通じ、利用者の過ごし方や支援内容の違い、施設が抱える課題を報告。家族との面会や外出支援などの取り組みがある一方、個別の希望への対応などは人手不足で難しい現状を指摘した。他県の事例を基に、生活歴や思いを丁寧に把握する個別ケアの重要性も訴えた。

 3年生は、実習で受け持った利用者の生活課題を分析し、支援計画を立案・実践した事例を発表。生徒の一人は帰宅願望の軽減と歩行機能の維持を目標に、施設での役割づくりや体操に取り組んだことを報告した。