富山県花卉(かき)球根農業協同組合(富山県砺波市大門)は8日、同市と交流がある台湾・嘉義(かぎ)市の文雅(ぶんが)小学校に県産チューリップ球根1080個を送った。同校への発送は10年目で、児童が花に親しみ、植物の育て方や命の大切さを学ぶ「花育」で利用してもらう。

 同校では花育として2~6年生がチューリップの水耕栽培に取り組んでいる。2016年度から毎年球根を届けており、今年は「黄小町」「とやまレッド」「ライトピンクプリンス」の3種類を360個ずつ用意。16日に現地に到着する予定で、8日は同組合で発送作業を行った。

 同組合は25年度、1月下旬までに計21品種3万480個の球根を台湾に輸出する。16年度の3万4千個に次ぐ2番目の多さに組合の担当者は「高齢化や労働力の確保が難しく生産量が減る中、要望に応えていけるよう産地として輸出を続けていきたい」と話した。