富山市公設地方卸売市場(同市掛尾町)で5日、「初市」が開かれ、今年最初の競りが行われた。新鮮な野菜や果物、魚が次々と運び込まれ、仲買人による威勢の良いかけ声が場内に響いた。
青果部では午前6時ごろに競りが始まり、白ネギやカブ、コマツナ、リンゴなどが並んだ。青果物卸の富山中央青果によると、初日の入荷量は約170トンで、平年並み。気温上昇により、ジャガイモやタマネギは例年より生産量が少なく高値となった。
水産物部にはタラやタイ、ブリが集まった。水産物卸の富冷によると、初日の入荷量は約50トンで、多くの魚種の漁獲量が減少した。木津智雄鮮魚部長は「海水温が高く取れる魚の種類が変わってきた。どう対策すればいいのか分からない」と話した。
花き部の初競りも行われガーベラやスイートピー、スプレー菊の箱が床にぎっちり。初日の入荷量は約3万6千本と例年並みの入荷となった。
各部の競りに先立って式典があり、藤井裕久市長らがあいさつした。