注射を嫌がる犬と、注射を打たせようと犬を抱く飼い主。動画シリーズ「狂犬病予防注射会場のドタバタ劇」の一場面だ。北日本新聞社内にある映像制作会社・とやまソフトセンターが、YouTubeで配信している。コミカルでほほえましい動画は、愛犬家を中心に人気上昇中。昨年はファンの声をきっかけに、日本酒とのコラボレーションという意外な展開が生まれた。
「狂犬病予防注射会場ドタバタ劇」に登場する犬は、十人十色ならぬ「十犬十色」。犬種はさまざま、同じ種類でも性格は犬それぞれ。そこが視聴者を引き付ける。落ち着きがない犬を「せわしない系」、体をブルブル震わせる姿を犬種の名称と組み合わせ「○○ドリル」とするなどオリジナルフレーズも受けている。

体をブルブル震わせる柴犬。名付けて「柴ドリル」
接種を促進
ただ、面白さを追求しているだけではない。人にも感染する狂犬病は現在、国内で確認されていないものの、海外では珍しくない。対策の一つが予防注射。とやまソフトセンターは接種を促し、犬と飼い主が共に健やかに過ごしてほしいとの思いを込めている。
最近、ペットの遺棄や虐待を防ごうと、保護された犬や猫、動物愛護イベントの動画も加わった。動物の動画は数万回から数十万回視聴され、500万回以上になったこともある。
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