富山県氷見市伊勢大町の伊勢玉神社は2日、矢を放って「魔」を払う神事「奉射(ぶしゃ)の儀」を境内で行い、氏子ら約20人が今年の平安を祈った。

 左右を反転させた「鬼」の字が記された的を狙い、鈴木瑞麿(みづまろ)宮司が弓で3本の矢を放った。地元の朝日丘小学校の児童4人は、鈴木宮司の手ほどきを受けて弓を1本ずつ引いた。見事に命中すると、見守った家族らから「おー」と声が上がった。

 奉射の儀は新年大祭の行事の一つ。弓の弦をはじく音で邪気を払う「鳴弦(めいげん)の儀」も行った。

 能登半島地震の復興祈願祭も行った。鈴木宮司は「復興には時間がかかる。穏やかに安心して暮らせる一年になればいい」とあいさつした。