富山県南砺市福野地域の年末の風物詩「歳(とし)の大市」が27日、同地域中心部で開かれた。冬晴れの下、食料品や正月飾りの販売コーナー、地元の学生による模擬店などが並び、にぎわった。

 通称「銀行四ツ角」周辺に約50店が出店。南砺福野高校農業クラブは、生徒が育てたダイコンなどの冬野菜や、オリジナルみそ「福ふく味噌(みそ)」を販売した。しめ飾りや羽子板などの正月用品が並んだほか、チャリティー餅つきも行われた。

 魚津市から初めて訪れた高山三千江さん(62)、茂樹さん(69)の夫婦は「地元の学生も頑張っていて、活気がある」と笑顔で話した。

 福野地域では、江戸初期の1650(慶安3)年の開町から2と7の付く日に朝市が開かれており、大市でその年を締めくくる。