富山県射水市串田の櫛田神社は、初詣客に明るい新年を迎えてもらおうと、社殿前の参道にステンドグラスをデザインしたちょうちんをともす。
旧新湊市出身で日本のステンドグラス作家の第一人者として活躍した故大伴二三彌(ふみや)さん(1921~2006年)の記念館が、同神社にあることにちなみデザインした。折り畳みできる小田原ちょうちんで、東京の業者に製作を依頼した。大きさは高さ約95センチ、直径約30センチ。
宮川真清宮司は「簡素な社殿とマッチし、境内の自然にも溶け込んでいる。参拝者に幸せをもたらす明るい光が差し込むように、との思いを込めた」と話した。