富山県高岡市古城の射水神社は26日、1年間でたまった汚れを払う煤拂(すすはらい)祭を行い、神職ら10人が雪の舞う中、社殿や鳥居を清めて初詣に備えた。

 神事では炭谷淳宮司が祝詞を奏上し、巫女が神楽「末広の舞」を奉納。その後、純白の浄衣(じょうえ)を着た神職や緋袴(ひばかま)姿の巫女(みこ)が長さ約4メートルの忌竹(いみだけ)と約50センチの忌笹(いみざさ)を使って本殿や鳥居を清めた。

 今年の遷座150年を記念し、新造した祭神の乗り物にあたる「御鳳輦(ごほうれん)」と、それを収蔵する「鳳凰殿」など境内の諸殿舎や、同神社がある高岡古城公園の駐春橋も整えた。

 煤拂祭は同神社で2014年に見つかった昭和初期ごろの祭日表を参考に、同年に再興した。田中天美(たかみつ)権禰宜(ごんねぎ)は「きれいにして遷座140周年を過ごそうと再興したお祭り。それから10年たった今年も無事に終え、151年の始まりを清らかな気持ちで迎えたい」と話した。