11人組グローバルボーイズグループ・INIの尾崎匠海(26)が19日、都内で行われた24日放送のフジテレビのスペシャルドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』(後10:00~11:34)記者会見に出席。國村隼との初共演を振り返った。
本作は、最愛の妻・小百合(片平なぎさ)の死でふさぎ込む男・渡会喜一郎(國村)と、ピアノの才能を持ちながら夢を諦めた青年・佐々木匠(尾崎)がピアノのレッスンを通して心を通わせ、過去や傷と向き合い、未来への一歩を踏み出していく喪失から再生を描いたヒューマンドラマとなる。
尾崎が演じる匠は、周囲が認めるピアノの才能を持ちながらも、とある出来ごとをきっかけに音大進学を断念し、夢にふたをしながら、レストランのウェイターとして働いている。
自身が演じる役柄について、尾崎は「夢を1回あきらめている役」と説明。自身の友人が、最近、夢をかなえるために上京したことに触れ、「(撮影期間は)友達と夢の話をすることが多かった気がします」と、役柄を深く理解しようと努力していたことを明かした。
また、初共演となる國村について、尾崎は「長いせりふがあり、出てこない時があったんです。その時に『気持ちから出ないと、よくないよ』と言っていただきました」とアドバイスをもらったことを告白。「優しさをもって接してくれましたし、自分も俳優としてありがたい存在でした。勉強、勉強でした」と貴重な経験をかみしめていた。
会見には、國村、尾崎のほか、片平、加藤史帆も登壇した。