県立大の学生が14日、公共交通をテーマにした校外学習を行った。高岡、射水両市を結ぶ路面電車の万葉線や、射水市の富山新港で運航している県営渡船を利用し、交通網を生かしたまちづくりに理解を深めた。

 車社会といわれる県内で、公共交通の役割や可能性を考える機会をつくろうと、小林一也教授が教養ゼミの授業として10年以上続けている。小林教授のゼミなどを受講する1年生31人が参加した。

 学生は高岡駅で万葉線に乗り込み、車庫の見学などを挟みながら、終点の越ノ潟電停で降りた。近くの発着場で渡船に乗り、利用者の減少などで運航体制の見直しが検討されている実情に触れた。新湊大橋の遊歩道「あいの風プロムナード」も歩いた。

 工学部1年の佐藤亜友翔(あゆと)さんは渡船について「廃止になれば困る人もいると思う」と語り、利用者への配慮が必要とした。

 富山市に移動し、路面電車のライトレールや環状線を利用し、コンパクトシティー政策を学んだ。