富山県の黒部市石田自治振興会は11日、同市石田交流プラザで正月用の「もち花」を作り、紅白の餅が鈴なりになった150本が完成した。石田地区の1人暮らしの高齢者らに贈り、良い新年を迎えてもらう。

 同会が毎年実施し5回目を迎えた。同会や地元の社会福祉協議会ボランティア部会のメンバーら約50人が参加した。能登民夫自治振興会長(78)が自宅の庭にあるケヤキの枝を長さ約40センチに切って用意。参加者は、つきたての紅白の餅を直径1センチほどに丸めて枝に付けていった。長さ約3メートルの大ぶりの枝も用意した。

 完成したもち花は同プラザ内で乾燥させ、15日から地元の高齢者に届ける。約3メートルのもち花は地元の障害者福祉施設に贈る。能登会長は「高齢者には『地元の人が寄り添い、見守っている』ことを感じてもらえればうれしい」と笑顔で話した。