氷見第九合唱団(富山県)のクリスマスコンサートが7日、市芸術文化館ホールで開かれ、団員が迫力ある歌声を響かせた。国内外で活躍する指揮者や歌手を招き、華やかなステージを繰り広げた。

 第1部は「黒部で第九を歌う会」や石川県合唱協会合唱団のメンバーと共に、計約160人で「歓喜の歌」を披露した。オーストリアやドイツで活動する指揮者の村上寿昭さんがタクトを振った。

 第2部は、氷見第九合唱団の総監督でテノール歌手の澤武紀行さんら4人の歌手が「歌劇『椿姫』より 乾杯の歌」や「歌劇『カルメン』より 恋は野の鳥」などを歌い上げた。第3部はクリスマスソングなどを届けた。

 6月に亡くなった林正之前氷見市長を追悼するコーナーもあった。北日本新聞社後援。