クリスマスやお正月向けの作品を集めた企画展が、富山ガラス工房(富山県富山市古沢)で開かれている。北欧をイメージしたオーナメントや来年のえとにちなんだ馬のオブジェなどで心躍る雰囲気をつくり出している。

 「北からのクリスマス展」(25日まで)は、北欧の夏至祭「ユール」をテーマに、青や黄色、赤など北欧らしい色の器と、クリスマスツリーや雪だるまなど約100点を、かわいらしくディスプレーしている。また「お正月展-福を招くかたち-」(来年1月7日まで)では、毎年人気の鏡餅やひょうたん型の置物など約100点で新年を迎える喜びを表現する。滑川市在住の作家、鈴木俊也さんのオブジェ「駿」は疾走する馬を巧みに表現している。

 10日午後1時から、稲わらの「馬」とガラスのひょうたんを組み合わせたモビールを作るワークショップがある。定員6人で参加費7700円。同工房スタッフの竹林菜美さんは「ガラス作品を飾って、楽しい年末年始を過ごしてほしい」と話す。