伏木富山港へのテロリスト侵入を想定した合同訓練が2日、海王岸壁(富山県射水市海王町)で行われ、関係機関が水際対策の強化へ連携を確認した。

 岸壁に停泊する伏木海上保安部の巡視船「やひこ」を外国船籍のクルーズ船に見立て、船内にテロリストが潜んでいると想定。X線による入国審査の手荷物検査で銃器の所持が発覚したテロリスト役の男性を、機動隊員らが取り押さえた。

 県警公安課の岡本貴裕課長補佐は「時代の変化に伴い、いろいろな手法のテロに備える必要がある。今後も関係機関の連携を深めたい」と話した。

 県警や伏木海上保安部が毎年実施。大阪税関伏木税関支署や名古屋出入国在留管理局富山出張所も参加した。船で逃走したテロリストを追跡する海上訓練は、天候不良のため中止した。