北日本新聞社は、読者の投票で選ぶ「2025年県内10大ニュース」を募集しています。下記の項目から、10大ニュースにふさわしいと思う10項目を選んで応募してください。順位、順番は関係ありません。締め切りは12月15日(月)必着。投票数で10大ニュースを決定し、12月下旬に結果を発表します。詳しくは応募ページをご覧ください。 ※募集は終了しました

1月

(1)称名滝 やっぱり落差日本一(6日)

 立山カルデラ砂防博物館が約60年ぶりに取り組む「称名滝」の詳細な地形調査で、落差350メートルに大きな変化はなく、「落差日本一」が揺るぎないことが確認された。一方、新たな滝壺(たきつぼ)ができつつあることなど、一部で地形が大きく変化していることも判明した。

(2)世界の魅力的旅先に富山 米NYタイムズ52選30番目(7日)

 米有力紙ニューヨーク・タイムズ電子版は世界の旅行先で「2025年に行くべき52カ所」を発表し、30番目に富山市を選んだ。おわら風の盆や市ガラス美術館、市中心部の飲食店5カ所を紹介している。

(3)車両「新型ハイブリッド」全国で初導入 城端・氷見線(11日)

 JRからあいの風とやま鉄道に経営移管されるまでに導入を見込む城端線・氷見線の新車両が「新型ハイブリッド気動車」に決まった。JR西日本によると、国内で「新型-」の導入が決まったのは初めて。5月にはシルバーを基調に青と緑色のグラデーションを施した外観とするなどデザインが決まった。

(4)ひみ寒ぶり過去2番目豊漁(11日)

 ブランド魚「ひみ寒ぶり」の今季の水揚げが6万3261本に達し、ブランド制度が始まった2011年度以降で2番目に多い本数になった。20日のシーズン終了宣言時点では6万9351本となった。

2月

(5)県内大雪 人身被害相次ぐ(12日)

 県内は4日からの大雪の影響で、除雪中の事故が相次いだ。12日時点の県のまとめでは重軽傷者は29人、死者は用水の暗渠(あんきょ)部分で見つかった80代女性1人。その後、重軽傷者は31人、死者は2人に増えた。

(6)県内 高校の公私比率撤廃(14日)

 県内の県立・私立高校が募集定員を決める際の目安となる「公私比率」が撤廃されることになった。2026年春入学の募集から適用され、各校設置者が独自に定員を設定できる。

(7)不登校特例校 来春開校(21日)

 富山市は2026年4月、県内初の「学びの多様化学校(不登校特例校)」を開校する。同年3月末で閉校する同市浜黒崎小学校の校舎を活用し、小中一貫校とする。校名は「古志はるかぜ学園」。

(8)トナミHD 日本郵便傘下へ(26日)

 日本郵便はトナミ運輸を中核会社とするトナミホールディングス(HD)を買収すると発表。トナミHDの創業家、経営陣とともに株式公開買い付け(TOB)を行い、総額926億円で全株式を取得して非上場化するとした。4月にはTOBが成立したと発表した。

3月

(9)近大浦山角界入り(4日)

 富山市出身で近畿大相撲部4年の浦山秀誠(しゅうせい)(22)=富山商高出=が、大相撲の音羽山部屋に入門することが決まり、師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)らと記者会見した。5月の夏場所で幕下最下位格付け出しデビュー。7月の名古屋場所では鶴英山(かくえいざん)に改名した。

(10)ヨネックス 立山に工場(4日)

 スポーツ用品メーカー大手の「ヨネックス」(東京)は立山町の北陸自動車道立山インターチェンジ(IC)近くの産業用地に新工場を建設すると発表。2026年の着工、27年の完成を予定し、バドミントンラケットなどを製造する。工場の人員は100人規模で、うち80人程度は地元での雇用を目指す。

(11)ノロ食中毒 初の警報(5日)

 県内でノロウイルスによる食中毒が多発しているとして、県は初のノロウイルス食中毒警報を出した。2月下旬に富山市のサービス付き高齢者住宅で入居者11人が嘔吐(おうと)の症状を訴え、うち1人が吐しゃ物を喉に詰まらせて死亡するなど発生が相次いだ。

(12)教育の男女平等 富山2位(8日)

 「地域からジェンダー平等研究会」は各地域の男女平等度を政治、行政、教育、経済の4分野で分析した2025年の「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」を公表。富山は教育が2位で、昨年の4位から順位を上げたが、行政13位(同8位)、経済28位(同20位)、政治45位(昨年44位)と他は全てダウンした。

4月

(13)服部七段勝率1位 24年度将棋大賞(1日)

 将棋大賞選考委員会が都内で開かれ、2024年度の勝率1位賞に、富山市出身の服部慎一郎七段(25)=大阪市=が選ばれた。勝率8割4分3厘(43勝8敗)で、同賞の受賞は初めて。

(14)高岡・金屋町 銅像4体盗難(12日)

 国重要伝統的建造物群保存地区である高岡市金屋町で、石畳通り沿いに設置された銅像4体が盗まれたことが分かった。5月には小矢部市の宮島峡にあるブロンズ製のビーナス像1体も盗難被害に遭ったことが確認された。

(15)大阪・関西万博開幕 海外3館に富山の技(13日)

 大阪・関西万博では、県内企業が3カ国のパビリオン建設に携わった。期間中、高岡市金屋町に伝わる「弥栄節(やがえぶし)」のステージや県の特設ブース出展などで多くの県民が参加し、富山の技術や食、伝統文化を発信した。

(16)富山市長 藤井氏再選(20日)

 任期満了に伴う富山市長選は現職の藤井裕久氏(63)=無所属、婦中町千里=が10万6515票を獲得し、新人で団体職員の染谷明子氏(47)=無所属、中島=を大差で破って再選を果たした。

5月

(17)風俗店経営者ら逮捕 富山大准教授も(11日)

 風俗営業が禁止されている地域である富山市郊外のアパートの部屋でメンズエステ店を営み、不特定多数の男性客に性的なサービスを提供していたとして、県警は風営法違反(禁止区域営業)の疑いで、店の経営者の男2人を逮捕し、従業員の女1人を現行犯逮捕した。男2人のうち1人は富山大准教授。

(18)グラウジーズB1復帰(11日)

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の富山グラウジーズ(東地区2位)はプレーオフ(PO)準決勝第2戦に臨み、福岡(西地区首位)を104-95で下し、2連勝でB1復帰とPO決勝進出を決めた。

(19)田畑氏 公認選考除外 自民富山市連(20日)

 自民党の次期衆院選富山1区の公認候補となる選挙区支部長選考を巡り、党富山市連は現職の田畑裕明氏(52)=5期=について、所属議員や校下支部長らの投票で選考から外すことを決めた。10月には新たな支部長を決める選考委員会を設けた。

6月

(20)県内出生 最少5078人(4日)

 県内の2024年生まれの赤ちゃんの数は23年より434人少ない5078人で、県に記録が残る1925年以降最少だった。厚生労働省が発表した人口動態統計(概数)で分かった。減少は9年連続。

(21)電気ビルに大空襲痕跡(5日)

 1945年8月の富山大空襲で焼け残った数少ない建物として知られる富山電気ビルで、新たに戦災の痕跡が見つかった。火災によって変形した鉄骨や黒くすすけた天井で、管理する富山電気ビルデイングが報道陣に公開した。

(22)林正之前氷見市長死去(8日)

 前氷見市長の林正之さんが8日午後9時10分、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。68歳。県庁で長く土木行政に携わった経験を生かし、能登半島地震で甚大な被害を受けた市内の復旧復興の陣頭指揮を執ったが、任期途中の昨年11月8日付で辞任していた。

(23)備蓄米 県内で販売(10日)

 政府が随意契約で放出した備蓄米の販売が県内で始まった。富山市のスーパー「原信 呉羽店」が2022年産の5キロ入りを240袋用意。価格は1袋税込み2160円で、整理券を求める人が未明から並んだ。

(24)高岡市長に出町氏(29日)

 任期満了に伴う高岡市長選は前自民党市議で無所属新人の出町譲氏(60)=大手町=が4万3223票を得て、いずれも自民系無所属の現職、新人との争いを制して初当選。自民、公明両党の推薦を受けた現職の角田悠紀氏(42)=1期、木津=に1万6641票差、前自民市議の中川加津代氏(57)=大野=に3万7786票差をそれぞれつけ大勝した。

7月

(25)地鉄バス 17路線短縮(4日)

 富山地方鉄道は10月1日に路線バスのダイヤを改正し、水橋経由滑川線など17路線の運行区間を一部廃止して短縮するほか、高速バスの城端線を廃止することを、県生活路線バス協議会で説明した。運転手不足が理由。

(26)戦後80年 県民会館「富山大空襲展」始まる(12日)

 3千人近い命が奪われた1945年8月の富山大空襲を伝える資料展示「富山大空襲~戦禍をこえて80年~」が県民会館地下展示室で始まった。空襲に至る日中、太平洋戦争の歴史の流れや、被災者の証言をパネルで紹介している。戦後80年を迎えるのに合わせ、「富山大空襲を語り継ぐ会」などでつくる実行委員会が企画した。

(27)林曉さん人間国宝(18日)

 国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に、県内からきゅう漆(しつ)の林曉(さとる)さん(71)=高岡市=が認定される。文化審議会が文部科学相に答申した。県在住者の人間国宝は、20年ぶり3人目。

(28)庭田氏初当選 参院選(20日)

 第27回参院選富山選挙区で国民民主党新人の庭田幸恵氏(57)が19万8300票を獲得し、自民党現職の堂故茂氏(72)ら4人を破って初当選した。比例代表は日本維新の会現職の柴田巧氏(64)の3選が21日決まった。堂故氏は25日、政界を引退する意向を示した。

(29)川除 冬季パラ内定(24日)

 日本障害者スキー連盟は来年3月にイタリアで開催されるミラノ・コルティナ冬季パラリンピックのノルディックスキー距離男子立位日本代表に、川除(かわよけ)大輝(24)=日立ソリューションズ、富山市出身=が内定したと発表した。

(30)高校再編 大規模高校1校へ(25日)

 県や県教育委員会が2038年度までに新設を目指す県立高校の「大規模校」を巡り、設置数を1校とする方針であることが分かった。8月、大規模校を富山市内の県有地に新設し、中規模校を県東部に9校、西部に6校配置するほか、小規模校を東部と西部に2校ずつ置く方針が示された。

(31)10代 大麻広がり深刻(26日)

 県内で今年、未成年の大麻乱用が深刻化している。1~6月に取締法違反の疑いで県警に摘発された12人のうち、10代は6人と半数に上り、4人は高校生だった。背景には、交流サイト(SNS)を通じて誰でも密売人とつながり、薬物を入手できることがあるとみられる。

(32)未来富山 初の甲子園(26日)

 第107回全国高校野球選手権富山大会最終日の決勝で未来富山が高岡商に13-7で勝利し、創部8年目で春夏通じて初の甲子園出場を決めた。県内から通信制高校が甲子園に出場するのは初めて。8月の初戦で、高川学園(山口)と対戦し、5-8で敗れた。

(33)富山地鉄「支援なければ来秋廃線」(30日)

 富山地方鉄道が鉄道本線の滑川-新魚津駅間と立山線の岩峅寺-立山駅間について、行政の支援を得られなければ2026年秋に廃線にする方針を固めたことが分かった。立山線は11月、県と立山町、富山市が再構築事業着手で合意、廃線は見送られることになった。

8月

(34)7月県内 記録的少雨(1日)

 高温少雨が続いた7月の県内は、高岡(伏木)の月間降水量が13・0ミリで平年の6%にとどまり、気象庁の統計では1885年の観測開始以降、最も少なかった。富山も31・5ミリで、1939年の観測開始以降2番目に少なく、平年の13%だった。

(35)氷見でブルーインパルス飛行(2日)

 第53回ひみまつりが氷見市の比美乃江公園であり、能登半島地震からの復興を願い、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が青空に映える美しい編隊飛行を披露した。

(36)富山39・8度 史上最高(4日)

 4日の県内はフェーン現象などの影響により各地で気温が上がり、富山で県内観測史上最高となる39・8度を記録した。富山の気温はこの日全国2位。富山市秋ケ島(富山空港)で39・2度、氷見でも37・7度まで上がり、それぞれの地点で観測史上最高となった。

(37)金子(高岡牧野3)48秒16 中学新V(19日)

 陸上の全国中学校体育大会第3日、県勢は男子400メートル決勝に臨んだ金子斐音(あやと)(高岡市牧野3年)が16年ぶりに日本中学記録を更新する48秒16をマークし、初優勝を飾った。

(38)富山空港の運営民営化 県が事業者と基本協定締結(22日)

 県は富山空港の運営民営化に向け、東京の企業グループを優先交渉権者に選び、基本協定書を締結した。2026年4月から施設の一体運営を始め、東京・札幌の国内線2路線の維持やコロナ禍以降運休が続く台北・ソウルの国際線2路線の再開、ラウンジなどを生かしたにぎわい創出に取り組む。

(39)新米高騰 1・6倍(26日)

 県産米わせ品種「てんたかく」の新米が、県内のスーパーに並び始めている。価格は5キロ4500円超で、前年同期から約1・6倍に高騰。消費者からは「もう少し安くなってほしい」との声が上がる。

9月

(40)南砺 小中学校給食で食中毒 ヒスタミン検出(16日)

 県は南砺市の小中学校や義務教育学校の計6校で、11日に給食を食べた児童生徒や教職員計105人が唇の腫れや発疹などのアレルギー症状を訴えたと発表した。「梅みそ焼き」として調理されたフクラギから高濃度のヒスタミンが検出され、フクラギを原因とする食中毒と断定した。

(41)奥田交番襲撃 賠償訴訟 県の責任認めず(29日)

 2018年6月に富山市の奥田交番が襲撃され2人が殺害された事件で、奪われた拳銃で射殺された警備員、中村信一さんの妻が県警の初動対応に問題があったとして、国家賠償法に基づき、県に損害賠償を求めた訴訟の判決で、富山地裁は県の責任を認めず、原告の請求を棄却した。

(42)薬物密売・所持 9人摘発(30日)

 県内の倉庫に営利目的で違法薬物を所持したなどとして、県警は富山市の無職男性(21)と住居不定の無職少年(16)ら10~20代の男4人を麻薬取締法違反などの疑いで逮捕したと発表した。4人を含む9人が事件関係者として摘発され、高校生が含まれていた。

10月

(43)上市町長 中川氏3選(5日)

 任期満了に伴う上市町長選は現職の中川行孝氏(75)=無所属、2期、下荒又=が5606票を得て、いずれも無所属新人の3人を破り、3選を果たした。

(44)娘に性的暴行 懲役8年(21日)

 黒部市の自宅で、当時10代だった長女に性的暴行を加えたとして、準強姦(ごうかん)罪に問われた父親の無職男性(54)に、富山地裁は求刑通り懲役8年の判決を言い渡した。

(45)緊急銃猟でクマ駆除 県内初(23日)

 富山市熊野地区の住宅地でクマが出没し、市は自治体判断で発砲する「緊急銃猟」を許可して成獣1頭を駆除した。緊急銃猟による発砲・駆除は県内で初めてで、全国5例目。県内ではクマの出没が相次ぎ、緊急銃猟は砺波市や滑川市でも実施された。

(46)液状化対策 住民負担なし(28日)

 能登半島地震で液状化被害を受けた富山、高岡、氷見、射水、滑川の被災5市は、対策として地下水位低下工法を選んだ場合の維持管理費について、住民負担をゼロにする方針を示した。設備修繕・更新費は県と5市で折半することが既に決まっており、残る電気代なども5市がそれぞれ負担する。

11月

(47)射水市長選 夏野氏 無投票5選(9日)

 任期満了に伴う射水市長選が告示され、現職の夏野元志氏(53)=無所属、4期、土合=のほかに立候補の届け出がなく、無投票で5選が決まった。

(48)新湊曳山 ユネスコ登録(11日)

 文化庁は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産となっている「山・鉾(ほこ)・屋台行事」に射水市の「放生津八幡宮祭の曳山(ひきやま)・築山(つきやま)行事」を含む4県の祭りを加えるなど、日本政府が申請した計6件を追加登録するようユネスコ評価機関が勧告したと発表した。

(49)朝乃山 幕内復帰へ(23日)

 大相撲九州場所で元大関の朝乃山=富山市出身、高砂部屋=は、西十両4枚目で12勝3敗の好成績を挙げ、来年1月の初場所での幕内復帰を確実にした。昨夏の左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷から復帰し、7月に1年ぶりの十両昇進が決まり、関取に返り咲いた。

(50)カターレ J2残留(29日)

 2014年以来11年ぶりにJ2に復帰したサッカーのカターレ富山は中盤以降、降格圏内に低迷したが、終盤で驚異的な粘りを見せ、最終戦で残留を決めた。