富山県立山町の秋の味覚を一堂に集めた「たてやまグルメ・フードフェス2025」が29日、同町前沢の町防災児童館複合施設アカリエなどで開かれ、大勢の来場者が旬の美味を堪能した。

 町などでつくる実行委員会が、昨年まで秋に開催していた特産品祭りと冬開催の鍋祭りを合同で開催した。

 会場では、キノコや立山ポーク、熊肉などを使った17の鍋料理ブースをはじめ、新米や野菜、花苗などを販売する計約30店が出店した。米粉ドレッシングや立山の「悪城の壁」をイメージしたクランチチョコなど新しいお土産として開発中の特産品の試食もあった。

 3人の子どもと訪れた地元の女性は「天気もよく、食べ物もおいしくて最高」と笑みを見せた。北日本新聞社後援。