富山県の氷見市灘浦小学校の5、6年生14人が27日、同市北大町のひみ番屋街で特産・灘浦みかんを販売した。「灘浦うまいもんひろめ隊」として活動する児童たちは県内外の観光客にみかんのおいしさや古里の魅力を元気いっぱいにアピールし、15分間で完売する人気ぶりだった。

 6年生7人は生産者でつくる灘浦かんきつ研究会の畑で9月に摘果、今月13日に収穫を体験。販売会は例年のJAの農産物直売所ではなく、今年初めて観光客が多く集まるひみ番屋街で開いた。

 灘浦みかん約800グラムと、地元の長坂の棚田で収穫したはさがけ米1合をセットにした70袋を用意。1袋500円と割安で買い物客が列をつくった。

 正解すると児童が作ったすごろくが当たる灘浦のクイズコーナーを設けたほか、風景写真などを掲示して古里の魅力もPRした。

 6年の高野伶菜さん(12)は「頑張って収穫したみかんを多くの人に買ってもらいうれしい。甘酸っぱさを楽しんでほしい」と笑顔で話した。名古屋市の中村謙佑さん(40)は「子どもたちが収穫したと聞いて行列に並んだ。食べるのが楽しみ」と話した。