「タカマチ映画祭2025」は最終日の23日、富山県高岡市御旅屋町の映画館「御旅屋座」でトークイベントが行われた。ともに映画監督の滝田洋二郎さん(旧福岡町出身)と坂本欣弘さん(富山市出身)が地域に根差した映画祭の魅力を語り「市民を巻き込んで継続してほしい」と発展を願った。
実行委員長の山崎真さんの進行で、地方での映画祭の可能性をテーマに語り合った。滝田さんは多くの映画祭を見た経験から「市民と一緒に歩まないと残っていかない」と指摘。作品の上映に加え、観光や食の魅力を織り交ぜた集客を提案した。
タカマチ映画祭の特色の一つが児童を対象にした映像制作の体験企画。講師を務めた坂本さんは「今の子どもは動画に慣れており、一人一人がクリエーターになれる時代」と評価する一方、「動画の見過ぎで、見たことのある絵になっている」とも述べた。
最終日は審査員特別賞の選考があり、鈴木剛志監督の「存在のゆらめき」が選ばれた。映画祭は地元有志でつくる実行委主催で今年が2回目。