射水神社は23日、富山県高岡市古城の同神社で新嘗(にいなめ)祭を開いた。県内から奉納された初穂米や野菜を台車に積み上げて宮に引き入れる「初穂曳(はつほびき)」を行い、秋の実りに感謝した。
初穂曳は、コメの収穫への感謝を込めて毎年10月中旬に伊勢神宮(三重県)で行われる行事。射水神社が実施するのは、天皇陛下の即位に合わせた2019年以来6年ぶりで、新嘗祭の一環で行うのは初めて。
同神社の遷座150年を記念して新たに造った台車「御鳳輦(ごほうれん)」にコメや野菜、酒などを供えた。奉賛会員や七五三参りの参拝者が「エンヤー」と声を出しながら綱を引き、大鳥居から拝殿前の第1鳥居まで御鳳輦を動かした。
初穂曳の後、新嘗祭の式があり、炭谷淳宮司が祝詞を奉上し、みこが神楽「豊栄(とよさか)の舞」を奉納した。