大相撲九州場所は22日、14日目を終え、十両の成績上位力士は以下のようになり、優勝はこの3人に絞られた。

〈十両の優勝争い〉
▽2敗 藤凌駕
▽3敗 朝乃山、羽出山

 千秋楽の取り組みは2敗の藤凌駕が3敗の羽出山と対戦して星をつぶし合い、朝乃山は6敗の北の若と対戦する。そこで朝乃山が優勝する確率はどうなるだろうか?ちなみに首位の藤凌駕が勝った時点で優勝が決まってしまうので、藤凌駕が負けない限り、朝乃山にはチャンスが巡ってこない。最も有利なのは言うまでもなく藤凌駕。朝乃山は自力優勝ができない時点で不利な予想だが、果たして…。実力は互角と想定し、各力士が取組に勝つ確率を等しく1/2として記者が計算してみた。

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