富山県南砺市平地域の世界遺産・相倉合掌造り集落で20日、昔ながらの雪囲い「オオダレ」を設置する作業が始まった。相倉では19日未明に雪が降っており、冬支度が着々と進んでいる。

 オオダレは、ススキとわら縄を編んだ伝統的な雪囲い。昔ながらの景観を守るため、保存財団が管理している合掌造り家屋10棟に設置する。

 初日は、保存財団の中島仁司事務局長や地域おこし協力隊らが3棟で作業した。骨組みとなる木を固定した後、竹とわら縄を使って2メートル四方ほどのオオダレで家屋を囲う様子を、外国人観光客らが興味深そうに見入っていた。

 残りは天候を見ながら1週間ほどかけて設置する。