富山、石川、福井の3県などでつくる北陸三県誘客促進連携協議会は19日、東京都内の施設で「北陸観光PR会議」を開き、メディア関係者約70人に各地域の冬の魅力を紹介した。

 首都圏の雑誌やテレビ、ウェブメディアの関係者が参加。富山県内からは県と黒部、南砺両市のほか、とやま観光推進機構、越中八尾観光協会、県酒造組合、県ホテル・旅館生活衛生同業組合が出展した。

 最初のプレゼンでは県と南砺市が魅力を説明。県は富山の「知られざる冬の味覚」として、魚津寒ハギやゲンゲ、料理に合わせて選べる新たな地酒をPR。2次交通を生かした観光地の周遊コースも提案した。

 南砺市は、昔の農具で雪遊びにも使った木の板「べんた」を紹介。現代風にした板「BENTA」の制作体験などをアピールした。個別商談会もあり、参加者が熱心にブースを回った。