17日の富山県内は午前中を中心に晴れた。富山市長岡地区の畑では、たくあん漬け用のダイコンのはさ掛けが行われ、白さが青空に映えていた。

 呉羽丘陵の北西部に位置する長岡地区は県内有数の野菜の産地。地元農家の男性は「ダイコンの太り具合はまずまず。寒風にさらすことで甘みが増す」と話した。天日干しは2週間ほど行うという。

 富山地方気象台によると、18日は冬型の気圧配置の影響で曇り時々雨か雪となる見込み。最高気温は富山10度、高岡(伏木)9度といずれも12月中旬並みを予想する。