来春開かれる「2026となみチューリップフェア」に向け、富山県の砺波市花と緑と文化の財団は14日、メイン会場となる砺波チューリップ公園(同市花園町)の大花壇を彩るデザインを発表した。75回目を迎えることから、14品種21万本を使って年輪を連想させる虹の模様を表現するほか、チューリップとハートが重なる地上絵でチューリップが人の「想(おも)い」をつなぐ様子を描く。

 フェアは「想いをつなぐ となみ花物語」をテーマに、4月22日~5月5日に開催する。2600平方メートルある大花壇には、赤色の「レッドプラウド」「バーガンディレース」、桃色の「フィノラ」でチューリップを描く。ハートは黄色の「黄小町」、だいだい色の「チャーミングビューティ」などで表現する。開幕時に5割程度開花するよう、中生(なかて)2割、晩生(おくて)3割、極晩生5割を植え、最終日まで地上絵を楽しめるようにする。

 14日は大花壇で球根の植え込みが始まり、県花卉(かき)球根農業協同組合のスタッフや砺波市内の球根農家、小矢部園芸高校の1年生ら25人が丁寧に植えた。作業は20日ごろまで続く。同校の高橋歩夢さんは「間隔や向きに気をつけて植えた。美しく咲く花を見てもらいたい」と笑顔を見せた。

 市花と緑と文化の財団の三上亜紀代さんは「チューリップタワーや展望デッキからの眺めも楽しんでほしい」と話している。