富山市ガラス美術館(同市西町)の開館10周年を記念したシンポジウムが9日、同館が入るTOYAMAキラリのファーストバンクキラリホールで開かれた。県内や国外のガラス芸術関係者らが、市の「ガラスのまちづくり」の今後や他分野との連携について意見を交わした。

 同館の土田ルリ子館長と富山ガラス造形研究所の本郷仁所長、富山ガラス工房の高橋禎彦館長、同館と協力協定を結ぶ米コーニングガラス美術館のキャロル・ワイト館長、キラリを設計した建築家の隈研吾さんが登壇した。

 ワイト館長は、富山市ガラス美術館設立時の印象を「複合施設なので、地元との関わりを持ちやすいと思った」と振り返った。隈さんはガラスについて「職人的な部分と工業的な部分の両方の利点を扱えるのが面白い」とし、食や建築などとの連携拡大を提案した。