11月1日の「寿司(すし)の日」に合わせ、富山市は1日、「すしのまちとやま」をアピールするイベントを富山駅で開いた。今回で5回目となるますずしの食べ比べ販売などを行い、会場は大勢の人でにぎわった。

 富山ます寿し協同組合に加盟する全12店舗のますずしを限定696セット用意。8分の1切れサイズ3個入りを4種類に分けて販売した。引換券の配布には約300人が並んだ。

 富山ガラス工房のすしをモチーフにしたガラス作品の展示販売や、日本郵便による、すしのイラストなどをデザインしたオリジナルフレーム切手が人気を集めた。

 ますずしを全種類購入した同市太郎丸本町の会社員、坂本勲雄さん(52)は「県内のますずしを一度にあれもこれも食べられるのが一番いい。できれば種類をもっと増やしてほしい」と笑顔で話した。