富山県射水市の新湊漁港で水揚げされた海の幸などを販売する「2025しんみなと漁港 復興朝市」が26日、同漁港で開かれた。新鮮な海産物の販売や魚との触れ合い、魚介グルメなど多彩なラインアップで来場者を楽しませた。

 能登半島地震で被害を受けた漁港の復興を願い、鮮魚の魅力も発信しようと、市や新湊漁協、新湊水産物商業連合協同組合、北日本新聞社などでつくる実行委員会が初めて開いた。

 9月に解禁された新湊産のベニズワイガニなどをボイルと生の両方で販売。鮮魚コーナーには、朝取れのカマスやアオリイカ、カジキなどを並べた。魚と触れ合える水槽にはクロダイとヒラメの稚魚を放ち、子どもたちが網ですくい上げて楽しんだ。海鮮大鍋の振る舞いやキッチンカーの出店もあった。