富山県朝日町宮崎のヒスイ海岸に流れ着いた木やごみでアート制作に挑戦するイベントが25、26の両日、同町で行われた。町内の児童11人が参加し、海岸をきれいにするとともに、協力して巨大恐竜作りに励んだ。

 あさひ総合病院を拠点に活動しているグループ「カワセミの会」が、海岸を清掃して豊かな地元の海を守ろうと企画。町内の小学1~6年生が参加し、25日に約1時間半かけて、海岸で流木やごみを拾った。

 2日目は町役場前で恐竜作りに取り組んだ。大きな流木を胴体にして目を貝、うろこを松ぼっくりやワカメなどで表現して飾り付けた。高さ約1・8メートル、長さ約2メートルの巨大恐竜が完成すると、笑顔があふれた。制作した恐竜は町文化体育センター・サンリーナ前に展示される。