富山県黒部市生地地区の「生地鼻灯台ファンタジー2025」が25日、県内で最も高い生地鼻灯台の周辺で開かれた。灯台が一般開放され、来場者が高さ約30メートルからの眺めを楽しんだ。
地域活性化を目指す漁村文化ミュージアムIKUJI協議会内のファンタジーIKUJI実行委員会が企画。伏木海上保安部が11月1日の「灯台記念日」に合わせて灯台を開放した。
訪れた親子連れらは123段のらせん階段を上り、灯台の上から富山湾や立山連峰の大パノラマを眺めた。LED(発光ダイオード)ライトへの交換を控え、灯火のランプやレンズが見納めとなり、日没後にはライトアップされた。
会場ではビアガーデンや縁日コーナーもにぎわい、音楽コンサートもあった。