アルビスは24日、自社開発の商業施設「太閤山ショッピングタウン」(富山県射水市中太閤山1丁目)のキーテナントとなるアルビス太閤山店をオープンさせた。太閤山地区では約1年3カ月ぶりの食品スーパーの営業再開で、大勢の買い物客が訪れた。

 売り場面積は約1760平方メートル、営業時間は午前9時~午後9時。Wi-Fiを利用できる62席のイートインスペースを設け、購入した商品を食べたり地元の団体などの打ち合わせに活用したりできる。ベーカリー店のトントンハウス、ヤングドライ、ヘアカット専門店カットコムズ、グルメ北川、クスリのしみずが出店した。

 オープニングセレモニーで池田和男社長が「コミュニティーの拠点になるよう役に立てればと思う」とあいさつ。夏野元志市長や森田正範太閤山地区リノベーション計画推進協議会長らと共にテープカットした。

 ショッピングタウンは敷地面積2万4726平方メートル。2024年7月まで営業していたショッピングセンター・パスコの跡地で、キーテナントだったアルビスが主導し再整備した。

 アルビスや既存テナントの北陸銀行、富山第一銀行、ローソンに加え、新たに「やきとりの名門 秋吉」、「松屋・松のや」が営業を始めた。11月下旬には100円ショップ「ダイソー」がオープンする予定。