10月19日の「新聞配達の日・新聞少年の日」を前に、北日本新聞など県内の新聞販売の関係者は18日、富山市の富山城址公園内にある「新聞少年の像」を清掃した。

 像は1963年に県内の新聞販売関係者が資金を出し、新聞の戸別配達網のシンボルとして建立。昨年は能登半島地震の影響で中止し、2年ぶりの実施となった。

 北日本新聞販売店の若手店主らでつくる北日本青志会(会長=橋本尚久東滑川販売店主)の会員ら15人が参加。像と台座をブラシで磨いたほか、周辺の落ち葉を拾い集めた。橋本会長は「2年間の汚れを落とせてすがすがしい。これからも新聞配達という文化を守っていきたい」と話した。