富山の自慢の味覚や伝統文化をPRする「まるごと富山フェア」が18日、東京都の築地本願寺で始まり、観光客ら多くの人でにぎわった。19日まで。

 東京富山県人会連合会が以前から都内各地で開いている。ますずしやホタルイカの沖漬け、シロエビのかき餅、かまぼこのほか、チューリップ球根が並んだ。

 県酒造組合も出展。富山の酒を「最高の食中酒」として楽しんでもらおうと、14蔵がすしや焼き鳥など料理ごとに合うよう仕上げた地酒を販売。県内での発売に先駆けた取り組みで、客が試飲などを楽しんだ。

 18日限定で県出身の元力士、琴ケ梅さんが都内で営む料理店が参加し、ちゃんこ鍋を販売した。このほか民謡の披露もあった。