富山県射水市の下村小学校の全校児童50人は17日、同市加茂中部の下村馬事公園で、5月に地元の下村加茂神社で行われる「加茂祭」で活躍する馬との触れ合いを楽しんだ。

 馬は雄のエンゼルとダブルアップの2頭で、祭りの神事「流鏑馬(やぶさめ)式」などで重要な役割を担っている。児童は1人ずつ馬に乗って馬場を一周。体を優しくなでたり、記念撮影をしたりした。

 乗馬体験が初めてという2年の関原新さん(7)は「最初は緊張したけど乗ったら結構平気だった。気持ち良かった。馬もかわいい」と笑顔を見せた。

 ふるさと教育の一環で初めて行った。下村加茂神社の野上克裕宮司と、馬を世話する下村愛馬クラブのメンバーが協力した。