外務省と富山県の共催レセプション「寿司(すし)といえば、富山-豊かな食や文化、自然、産業の魅力を世界におすそ分け」は15日、東京都港区の外務省飯倉公館で開かれ、駐日外交団や富山ゆかりの著名人ら67カ国の約170人が県産食材や伝統文化を堪能した。

 岩屋毅外相が「富山の魅力が世界に発信される絶好の機会となる」、新田知事が「県と各国との交流がさらに深まる契機になってほしい」とそれぞれあいさつ。鏡開きの後、武田慎一県議会議長の発声で乾杯した。参加者はますずしや地酒を味わいながら、おわらのステージや高岡銅器・高岡漆器の制作実演に見入った。

 外務省と自治体によるレセプションは28回目で、富山県との共催は初めて。官房副長官の橘慶一郎衆院議員や富山市出身の俳優・柴田理恵さん、富山インド協会長の蒲地北日本新聞社長らが出席した。