富山市の呉羽丘陵一帯でウオーキングを楽しむ「呉羽丘陵ウオーク」が13日、同市ファミリーパークを発着点に開かれた。小雨が時折降る空模様の下、参加者約250人は秋の深まりを感じさせる里山の景色を堪能しながらゴールを目指した。
パーク内を歩く2キロ、立山連峰の眺望を楽しむ4・8キロ、フットパス沿いにある古墳や古沢神明社を巡る6キロの3コースが設けられた。
2キロのコースでは、参加者は園内のサルやクマ、オオカミを間近で眺めながら歩いた。動物たちの様子に「かっこいい」「かわいい」と声を上げながら軽やかな足取りで進んだ。
ゴールでは豚汁が振る舞われたほか、歩いてプレーするサッカー「ウオーキングフットボール」の体験会もあった。市と市スポーツ協会、北日本新聞社でつくる運営委員会が主催。