園児を対象とした「路線バス乗り方教室」が7日、富山県立山町高原八ツ屋のみどりの森保育園などで行われ、24人が乗り方や車内でのマナーを学んだ。

 富山地方鉄道社員が講師を務め、「バスの中で大声を出さない」「動いている時に立つと危ない」などと説明。園児は印刷した定期券を受け取り、実際にバスに乗って幼稚園から雄山中学校を往復し、乗り降りを体験した。

 普段あまりバスに乗ることはなかったという北村美織ちゃん(5)は「きょう知った乗り方で、家族みんなでバスに乗ってみたい」と笑顔を見せた。

 小学校へ進学した際、一部の園児はバス通学が予想されることから、安全な乗り方を学び、バスを身近に感じてほしいと県バス協会が企画した。