「ふしきの『ふ』芸術祭」が開かれている富山県高岡市伏木古国府の国宝勝興寺で4日、関連イベントの「黄葉(こうよう)フェスティバル」があった。DJのステージや地元福祉事業者などが出店する多彩なマルシェがあり、能登半島地震で被災した伏木地区を活気づけた。
芸術祭に合わせ、伏木地区の経済団体などでつくる実行委員会が主催した。
ステージ発表では高岡龍谷高校の生徒がよさこいを披露したほか、フォークソングバンドの演奏、伏木錬成館のパフォーマンスもあった。
勝興寺台所では、入善町出身のDJ、タテヅカ2000さんがダンスフロアを設け、国内外の人気曲で盛り上げた。参加者は年齢や性別、障害の有無にとらわれず自由に体を動かして楽しんだ。
マルシェは地元商店など計15店が出店。弁当やラーメン、スイーツなど飲食の販売やワークショップもあり、多くの人でにぎわった。
芸術祭は5日まで勝興寺などで開かれている。北日本新聞社など協力。