来年４月から自転車を対象にした交通反則通告制度（青切符）が導入されることを受け、県警は１日、富山市高島の県警装備センターで、自転車利用者への啓発活動を担う「バイシクル・セーフティ・タスクフォース（ＢＳＴ）」の指定式を行った。

　ＢＳＴは県警交通機動隊員や各署の交通課員ら約１２０人。井上数也交通部長が交通機動隊の伊東大輔小隊長に指定書を手渡し、「スキルに一層の磨きをかけて悲惨な交通事故を一件でもなくしてほしい」と訓示した。

　伊東小隊長は「自転車が関連する交通事故防止や違反の取り締まりなどに努める」と述べた。

　京都府警交通機動隊の「自転車取締小隊」のメンバーらによる講座もあり、参加者は自転車や電動キックボードの利用者が多い京都府内での取り締まりの状況や、利用者への声のかけ方などを学んだ。